中央線はなぜいつも遅延するのか

毎日の通勤・通学で使っている方も多い中央線。時間に遅れないように家を出てきたのに電車が遅れているといったことはほんとしょっちゅうありますよね。帰りのときでも、疲れてるから早く帰りたいのに電車が遅れているとウンザリしますね。

持って行き場のない怒りが湧いてくることもあるかもしれません。私も中央線で通勤していたので、いつも悩まされていました。

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便利なのも事実

中央線は、東は東京(駅)、神田から西は八王子、高尾までかなり長い距離を結ぶ路線です。線をまたいで高尾を越えて大月、河口湖まで直通で行くものもあります。

直線の線路が多いので、時間通りに動いてさえいれば特別快速などはけっこうスピードが出て、西東京に住んでいるものにとってはとても便利です。

関西出身なのですが、実を言うと兵庫、大阪、京都を結ぶJR神戸線の新快速の方がもう少し速かった記憶があります。とはいえ、せっかちと言われる関西人からしても中央特快のあの駅をすっ飛ばして行く感覚は快感です。

頻発する遅延

小さなものも含めると、通勤ラッシュの時間帯には毎日か2日に一回のペースで何らかの遅延が起きています。ドアの荷物挟まりの対応、具合の悪いお客様の対応、異常音を確認したため車両点検…、線路内に人が立ち入りなど、アナウンスを覚えてしまうくらい頻繁に起こっています。

どんな乗り方したら荷物が挟まるのか、電車を止めなきゃいけないくらい具合が悪くなるのなら無理せず手前の駅で降りられなかったのか、普段点検していればそんなにしょっちゅう異常音ってするものなの、線路に立ち入りって、常識考えようよ…と不満をぶちまけるときりがありません。線路に立ち入りというのは、実は痴漢の隠語と言う噂もあるようですが、本当かはわかりません。

人身事故

そこまで多くはないですが、月一くらいは耳にします。発生すると100%電車は止まってしまうので、迷惑度MAXです。振替輸送先の路線が大混雑します。関西ではめちゃくちゃ混んでいることをババ混みと言ったりします。

どういう訳か中央線では飛び込む人が多いらしく、そのイメージが定着してしまい自殺の名所化してしまっているのかもしれません。一部の駅ではそんなイメージを払拭しようと、ホームを明るくしたり、人の顔が載った広告を置くことで見られているという感覚を与えて思いとどまらせようとしているようです。

利用する人のマナーの問題?

さっき書いたような遅延の原因は、車両点検を除けばどれも利用者側に問題がありそうです。しかしそれだと他のどの路線も同じように遅延が頻発するはずです。

JR東の遅延証明書のページを見ると、①郊外から都心に向かう路線で②朝の通勤時間帯に多く発生していることが分かります。つまり、乗車率が高いまま長距離を運行する路線で起こりやすいということです。

簡単に想像できることですが、満員電車で長い間車内に閉じ込められているという状態が遅延の原因を誘発していると考えられます。朝の通勤時間帯だと、みんな時間に遅れないように必死なので無理にでも乗り込んでしまい、ドア付近の人は身動きが取れなくなってしまうでしょう。荷物が挟まったり、具合が悪くなる人が出ても不思議ではありません。

遅延が遅延を呼ぶ

ひとたび遅れが出てしまうと、後続の電車が間隔調整のために速度を落としてしまいます。電車の到着が遅れた駅では、その遅れの間にホームに来た人の分だけ乗車客が多くなっています。するとさらに車内が混み合ってしまい、遅延の原因が生まれやすくなってしまいます。こういった悪循環のせいで朝の通勤時間帯は非常に遅延が起きやすくなっているのです。

電車の本数を増やす

朝の通勤時間帯は利用客に対して電車が圧倒的に足りていないので、電車の本数を今よりも増やすと効果があると私は思います。その分運転手が多く必要になったり、ダイヤの調整が難しくなるなどの理由で鉄道会社はやりたがらないかもしれません。

通勤ラッシュの時間帯を避ける

いろいろ言っても結局はこれに尽きるのだと思います。通勤や通学でどうしても利用せざるを得ない場合は、他の路線を利用するというのもアリだと思います。遅延を見越して家を出ないといけないのなら、少し遅い別の線でも変わらないかもしれません。

最後に

関東圏に住んでいる以上、避けるのが難しいことなのかもしれません。鉄道会社にも頑張って欲しいですが、在宅ワークが増えることで、無駄以外の何物でもない通勤にかかる労力を減らせる社会になればと望んでいます。