10階以上のマンションの最上階に住んでみて分かったメリットとデメリット

2016年に大阪から東京へ引越しすることになり、その際に階数が10階以上あるマンションの最上階の部屋を契約しました。もちろん二人暮らしとしてです。

事前に物件情報などについてかなり調べていた私なのですが、実際に最上階の部屋を契約し住んでみてはじめて分かったことやメリット・デメリットを書いてみたいと思います。

※ 2018年9月現在は北海道札幌に住んでいます。

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最上階の家賃はどれくらい?別の階とどれくらい違うの?

大まかな数字ですが、1Kの部屋で管理費等込みの7万円後半です。東京なので家賃はやや高めですが、JRの駅が近く、徒歩圏内で何でも揃う立地条件の良さなので妥当なのかもしれません。二人で住むため家賃の負担が半分なので、安く済んでいます。

管理費も含んだ家賃は、予想外に他の階とそれほど変わりませんでした。具体的には例えば6階の部屋と2,3千円くらいしか変わりません。さすがに20階建てのマンションだと、最上階と低層階で賃料がそこそこ違ってくるのかもしれません。

それでも、うちのマンションが11階建てだからなだけなのか、階による賃料の差が思っていたより大きくないというのが正直な感想です。最上階はもっと高いと思っていましたからね。むしろ、これから紹介する最上階のメリットを受けられるのなら、このくらいの賃料の差は安いくらいと思えたりもします。

やはり最上階は夏は暑く、冬は寒いのか?

私が契約前に気になっていたのは、よく言われている 『最上階は屋上が熱せられるので暑い』というのが本当なのかな ということです。

結論から言うと、それが原因で 暑いと思ったことはありません 。東京は大阪と比べ涼しいというのもあるかもしれませんが、大阪で住んでいたマンションの3階の部屋の方がよっぽど暑かったです。

熱せられた屋上がどれだけ影響するかなのですが、当然部屋に熱が伝わってきにくいように工夫されてます。低層階が太陽に熱せられる地面に近いことを考えると、最上階だけが暑いとは言えないと思います。

もちろん『最上階は暑い』という情報がネットで多いからには、それなりの理由があると思います。例えば築年数が古かったり、木造だったり。しかし、少なくとも 築年数10年以内のような比較的新しいマンションでは気にしなくて良い と思います。

なので最上階だから暑くて、エアコンの電気代が余計にかかるとは、必ずしも言えないでしょう。むしろエアコンの電気代を気にするならば、 日当たりの向きを考えたり、エアコンをより新しいものへ買い換えることの方が重要 かと思います。

最上階だとシャワーの水圧が下がったりしないの?

これは全く気にする必要はありません。マンションにおける給水方式には、ポンプでいったん水を屋上の貯水槽に引き揚げて、そこから各戸へ給水する方式と、元の水道管から増圧ポンプを使って直接各戸へ給水するという比較的新しい方式があります。

そのため、階数が原因で水圧が下がるといったことはありません。水圧が低いとすれば、水栓など水回り器具に原因が考えられます。

田舎であったり地方だと事情が違うかもしれません。私の出身である実家では、特に夕方から夜にかけては水圧が下がりました。一軒家なのに、シャワーの水圧は今の物件よりかなり低かったです。

今の物件では、シャワーを最大まで出すと痛いくらいにまで強くなりますし、水道代のためにも弱めて使っています。

停電時には水が出なくなることも?

マンションは屋上まで水を吸い上げるポンプがあり、そのお陰で高層階でも水圧が弱くなることなく使えています。

しかし、停電してしまうとポンプが停止し、場合によっては断水してしまうマンションもあるようです。

2018年9月現在は、札幌市内のマンションに住んでおり、6日頃にあった地震の影響で2日間の停電を経験しました。

ポンプは停止しましたが、私達が住んでいるマンションでは断水することはありませんでした。しかし、 水が自然な水圧でしか上がってこないので、普段に比べると水圧が明らかに弱くなってしまいました。

現在住んでいるのは10階未満の階であり、10階、15階を超えてくると自然な水圧で水が登ってこれず、水が出なくなる可能性もありそうだと感じました。

風通しは最高!

断定は出来ませんが、やっぱり階数が高いと風通しは良くて気持ち良いですね。夜風も心地良いです。部屋は西向きなのですが、太陽もよく当たり、風通しも良いので洗濯物もよく乾きます。

精神的にも良いですし、部屋の換気にも良いですね。

上から物音がしなくて静か

最上階だと、これより上の部屋が無いので当たり前と言えば当たり前ですが、上から物音がすることはありません。 大阪で住んでいた頃は3階だったので、上から時々足音などがしていました。あまり気にはなりませんでしたが、それすらも無くなると静かですね。

もちろん、左右の部屋から音がすることはありますが、音の発生源が減るのは良いことだと思います。

花火が綺麗に見えた!

上の写真は『NikonのD5500』という私が持っている一眼レフで、ベランダから撮ったものです。物件の向きもありますが、階数が高い方が綺麗に見えるのではないでしょうか。ベランダに出ていても道路の通行人の方から顔も見えなくなりますしね。

防犯対策になるの?

「マンションの1階から3階くらいは、ベランダから泥棒が入ることにも注意しなきゃね!」みたいな事も時々聞いていましたが、その裏を突いて防犯意識が薄い高層階が狙われたりもするのです。

高層だから大丈夫と言って、睡眠時やお風呂の際にベランダの窓を開けっ放しにするのは危険なので、絶対に施錠しておくようにしましょう。

また、高層であっても隣の部屋からの侵入も無いとは言えないので、特に1人の時間帯は用心した方が良いかと思います。

空き巣被害の原因で多いのが、未施錠、つまり鍵をかけてなかった場合だそうです。ちょっとコンビニに買い物というときでも、最上階だからと油断せずに鍵をかけて部屋を出ましょう。

虫はほぼ来ない

虫が10階くらいの高さまで空を飛んでくるなんてのは、おそらく無いでしょう。 実際、私が住んでいる部屋でも、とても小さいですが虫がいるのはマンションの共用通路です。たぶん、エレベーターで登ってくるのでしょう(笑)

都会であれば虫も随分と少なくなります。 反対に田舎であったり、近くに田んぼや山がある場合には、10階くらいの高さでも飛んでくるかもしれません。 大阪で住んでいた頃の部屋は3階でしたが、マンションが密集している場所だったためか、2mmより大きい虫には出会いませんでした。

実家があるのは田舎で家のすぐ裏が山なので、夏の夜には巨大な虫の百鬼夜行でした(笑) 実家を出てからは虫とほぼ縁のない生活なので快適です(ホッ)

ただし例外もある

隣人のマナーの悪さなどの原因によっては、高層階でも虫の被害に遭います。

実際に、隣人がベランダにゴミ袋を一時的に大量に溜め込んだ時期があり、そのせいで小バエが大量発生してしまいました。私達の部屋のベランダにも、その小バエがやってきて、常に10〜20匹以上飛んでいるような状況になりました。

洗濯物をベランダで干すと、取り込む際に10匹ぐらいくっついて来るようになってしまい、部屋干ししかできなくなってしまいました。

通常は、5,6階を超えてくると虫の被害に合う確率は減りますが、こんな例外も存在しているのです。

エレベーターに乗っている時間が長くなる

1階から昇るとき、逆に降りるときに当然ですが高い分だけ時間がかかります。 たかが数秒のちょっとした差ですが、思い買い物袋を持っているときには早く着いてほしくなりますね。

地震のときに揺れが大きい

最近のマンションは耐震性を持つものがほとんどで、揺れても大丈夫なように作られているわけですが、 上層階ほど揺れの振れ幅が大きくなるようです。

実際に地震があったときには、戸建の家で感じるような小刻みなガクガクとした揺れというよりは、ユッサユッサと大きく振れるような感じでした。

家具によっては振れ幅が大きいと倒れたり落ちたりすることもあります。テレビやモニターは倒れないように何かで固定しておきましょう。

非常時などに階段を降りるのが大変

火災や地震、エレベーターの点検時は、エレベーターが使えません。使えたとしても危険な場合が多いです。

階段を降りるだけであっても、5階以上になってくると少し疲れてしまいます。避難のしやすさを考えると、4,5階辺りがちょうど良いかな?と思います。

おわりに

思い出作りのためにも現在の部屋を契約したのですが、2人で家賃を割り勘しているので1人あたりの負担は押さえることが出来ました。

さすがに20階も30階もあるような高層マンションの最上階は、随分と家賃も跳ね上がりそうなので難しいかもしれませんが、10階くらいのマンションなら手の届く範囲だと思いますし、2人暮らしをされるのであれば、是非オススメします。