トルコ語・文法・語尾、付属語

人称の付属語

トルコ語の人称の付属語というものについて簡単に解説していきます。

文の最後の単語につける

人称の付属語は、肯定文、否定文、疑問文に関係なく、文の最後の単語につけられる付属語で、主語の人称と数に応じても形が変化するものです。

Japon'um.
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(私は)日本人です。

上の例文は、これだけで1つの文になっています。『Japon』は『日本人、日本国籍』といった意味であり、『um』は主語が1人称単数の時につける人称の付属語です(固有名詞や国籍を意味する単語の後に付属語などをつける場合、間に『'』をつけます)。

また、人称の付属語によって主語の人称などが分かるので、主語になる人称代名詞は省略されます。

人称の付属語は、肯定文の時は、言い切る形になったり、『〜だ』や『〜です』といった意味を表すように思えますが、『〜ではない』といった否定文や『〜か?』といった言葉で終わる疑問文の最後にも付けられるので、特定の日本語に訳すのは無理があります。

なので、人称の付属語は『文の最後の単語につけるもの』とだけ覚えておくと良いでしょう。

人称の付属語の変化と一覧

人称の付属語は主語が3人称の時は省略されるので、1人称と2人称の時のものだけ覚えておくと良いでしょう。

以下の表は人称の付属語の一覧です。人称の付属語は付ける単語の最後の母音によっても形が変化します。表の一番上の段は、最後の母音の文字を表しています。

人称と数e, iö, üa, ıo, u
単数・1人称imイm ümウm ımウm
um
単数・2人称
sin
sün
sın
sunスン
複数・1人称
iz
üz
ızウz uzウz
複数・2人称
siniz
sünüz
sınız
sunuz

以下の4つの例文は、全て主語が1人称単数ですが、単語の最後の母音が違います。青線が最後の母音で、赤線が付属語です。

Öğretmenim.
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(私は)教師です。

Ressamım.
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(私は)画家です。

Profesörüm.
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(私は)教授です。

Doktorum.
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(私は)医者です。

3人称の人称の付属語の一覧

3人称の人称の付属語は省略されるのが普通ですが、一応一覧化しておきます。なお、複数形の3人称の場合、3パターンあります。

人称と数e, iö, üa, ıo, u
単数・3人称
dir
dür
dır
dur
複数・3人称
dir
dür
dır
dur
複数・3人称
dirler
dürler
dırlar
durlar
人称と数e, i, ö, üa, ı, o, u
複数・3人称
ler
lar