接尾辞(接尾語・付属語・語尾)の変化の解説と、そのルール、一覧表【トルコ語】

※カナ発音は実際の発音に可能な限り近いものを表記していますが、あくまでも補助的なものです。実際の発音は発音記号やそれぞれの言語のルールに従ってください。
また、ここに書かれた発音記号は単語に1対1で対応させたものなので、2つの単語が組み合わさることで(リエゾンなど)発音がやや変化するものもあります。

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接尾辞の変化とは?

接尾辞とは、接尾語や付属語などとも呼ばれていることがあり、単語の最後にくっつけて日本語の助詞のような働きを生んだり、文末の単語にくっつけて『だ』や『です』の意味を作り出す語です。

例えば、『駅』を意味する単語は『istasyon』であり、『駅へ』を表すためには接尾辞の1つ『a』をつけて『istasyona』にします。

接尾辞は、対象の単語の最後の母音によって変化します。また、『です』『だ』などを意味する接尾辞は、最後の母音や主語の人称によって変化します。

接尾辞の種類と変化のルール

接尾辞には大きく分けて(変化による分別)2種類あり、1つは『e接尾辞』で、もう1つは『i接尾辞』です。

e接尾辞

e接尾辞は、接尾辞の変化の1つに『e』が含まれるもので、変化のパターンが2つのものです。

e接尾辞には、『〜へ』などの意味がある『e, a』、『〜に、〜で』などの意味がある『de, da』、『〜から』などの意味がある『den, dan』などがあります。

最後の母音 接尾辞に含まれる母音
e, i, ü, ö e
a, ı, u, o a

istasyona
(駅へ)

『〜へ』を意味する接尾辞の変化には『e』と『a』があります。

『駅』を意味する『istasyon』は、最後の母音が『o』なので、接尾辞は『a』となります。

şirkete
(会社へ)

『会社』を意味する『sirket』は、最後の母音が『e』なので、接尾辞は『e』になります。

i接尾辞

i接尾辞は、接尾辞の変化の1つに『i』が含まれるもので、変化のパターンが4つのものです。

『です、だ』を意味する接尾辞のほとんどは、i接尾辞です。

最後の母音 接尾辞に含まれる母音
i, e i
ı, a ı
ü, ö ü
u, o u

例えば、以下の4つの例文は主語が全て『Ben(私)』であり、『Ben』の時の『です』を意味する接尾辞には『im, ım, üm, um』の4種類があります。

以下の4つの例文はそれぞれ、単語の最後の母音によって使われる接尾辞が異なっています。

Ben öğretmenim.
(私は教師です。)

Ben ressamım.
(私は画家です。)

Ben profesörüm.
(私は教授です。)

Ben doktorum.
(私は医者です。)

y・母音が続く時

単語の末尾が母音であり、追加する接尾辞の先頭も母音のとき、ほとんどの場合、単語と接尾辞の間に『y』を挟みます。

(Ben) iyiyim.
(元気です。)

『良い・元気』を意味する『iyi』は末尾が母音であり、接尾辞『im』の先頭も母音です。なので、単語と接尾辞の間に『y』が挟まれて『iyiyim』となります。

変化表

主語の人称と数によるもの

i, e ı, a ü, ö u, o
1人称単数 im ım üm um
2人称単数 sin sın sün sun
3人称単数 dir dır dür dur
1人称複数 iz ız üz uz
2人称複数 siniz sınız sünüz sunuz
3人称複数 dir dır dür dur
3人称複数 dirler dırlar dürler durlar
e, i, ü, ö a, ı, u, o
3人称複数 ler lar

上の表で、3人称単数には1パターンあり、3人称複数には3パターンありますが、3人称の時は接尾辞を省略することもできます。

O doktor(dur).
(彼女は医者です。)