動詞の基本・be動詞と一般動詞【英語】

※カナ発音は実際の発音に可能な限り近いものを表記していますが、あくまでも補助的なものです。実際の発音は発音記号やそれぞれの言語のルールに従ってください。
また、ここに書かれた発音記号は単語に1対1で対応させたものなので、2つの単語が組み合わさることで(リエゾンなど)発音がやや変化するものもあります。

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動詞の種類

be動詞と一般動詞、その違い

動詞には2種類あり、主部の特徴や属性、状態や感情等を表現し、主部と動詞の後に続く部分をイコールの関係で結ぶ『be動詞』と、『歩く』や『聞く』などの動作を表現する『一般動詞』があります。

Thisðɪs watchwɑt͡ʃ isɪz broken.ˈbɹəʊkən
(この時計は壊れている。)

上の例文で『is』が be動詞であり、『この時計』が『壊れている』という状態を説明しています。

I ateeɪt cakekeɪk lastlæst night.naɪt
(私は昨日の夜にケーキを食べた。)

上の例文で『ate(食べた)』が一般動詞であり、『ケーキを食べた』というふうに『私』がした動作を説明しています。

be動詞

それではまず、be動詞について軽く解説していきます。

形の変化

be動詞の『be』というのは原型のことであり、主語の人称や、時制に応じて形が変化します。それぞれ、どう形が変化するのかを以下の表にしてみました。

現在形

単数 複数
一人称 aməm areɑɹ
二人称 are are
三人称 isɪz are

主語が人称代名詞の主格の時、be動詞と組み合わせて短縮形を作ることが出来ます。また、発音も少し変わります。

I am → I’maɪm
you are → You’re
he(she, it) is → he’s,ˈhiːz she’s,ʃiz it’sɪts
we are → we’rewɪɚ
they are → they’reðeɪɚ

過去形

単数 複数
一人称 waswʌz were
二人称 were were
三人称 was were

過去形の場合は、人称代名詞の主格と組み合わせて短縮形を作ることは出来ません。

その他の使い方

be動詞の最も基本的な使い方は、記事の最初の方で紹介しました。ただ、一般動詞を変形させたものと組み合わせることで、違った意味になる用法もあります。

1つ目は『be動詞 + 一般動詞の進行形』という組み合わせで、『〜は〜しているところだ。』のように現在(過去)進行形を表現できるようになります。

Hehi isɪz running.ˈɹʌnɪŋ
(彼は走っている(走っているところだ)。)

2つ目は『be動詞 + 一般動詞の過去分詞』という組み合わせで、『は〜に〜される』という受動態を作ることが出来ます。

Thisðɪs watchwɑt͡ʃ waswʌz brokenˈbɹəʊkən bybaɪ mymaɪ brother.ˈbɹʌðɚ
(この時計は私の兄弟に壊された。)

一般動詞

記事の最初の方で、一般動詞は動作を表現すると書きました。ここでは、一般動詞を少し掘り下げて解説していきます。

自動詞と他動詞

一般動詞には、大きく分けて2種類あり、動詞の後に目的語が無くても問題ない自動詞と、目的語が必要な他動詞があります。

また、自動詞の後に目的語が来る場合には前置詞が必要で、他動詞の後に目的語が来る場合には前置詞はつけません。

Sheʃi talkedtɔːkt totu memi aboutəˈbaʊt electromagneticeˌlek.tro.maɡˈne.tik force.fɔɹs
(彼女は電磁気力について私に話した。)

上の例文で talked(talkの過去形) は自動詞なので、目的語である me の前には、前置詞である to が必要です。

I enjoyedɪnˈdʒɔɪd movie.ˈmuːvi
(私は映画を楽しんだ。)

上の例文で enjoyed(enjoyの過去形) は他動詞なので、目的語である movie の前に前置詞は置きません。

自動詞にも他動詞にもなる動詞

動詞は自動詞と他動詞に分けられますが、一部の動詞はその両方になるものがあります。目的語に前置詞をつけることで意味が変わるものもあります。

Sheʃi callkɔl memi Lou.
(彼女は私を Lou と呼ぶ。)

上の例文で call の後には me という目的語がありますが、これには前置詞がないので call は他動詞です。他動詞の場合『〜と呼ぶ』という意味があります。

Mymaɪ motherˈmʌðɚ calledkɔːld totu herˈhɝ friendfɹɛnd atæt 8 o’clockəˈklɑk thisðɪs morningˈmɔɹnɪŋ
(私の母は今朝6時に友人に電話をかけた。)

上の例文で called(callの過去形) の後には her friend という目的語があり、to という前置詞もあるため、このときの call は自動詞です。自動詞の場合『〜に電話をかける』という意味に変化しています。

完全と不完全

自動詞の中でも、補語を必要とする不完全自動詞と、補語を必要としない完全自動詞の2種類があり、他動詞の場合も補語を必要とするかどうかで、完全他動詞不完全他動詞の2種類があります。

例えば先程の例文を見てみましょう。

She call me Lou.

上の例文は、call が他動詞であり、Lou補語となるので、この時の call は不完全他動詞です。もし、補語の Lou が無かったら『彼女は私を〜と呼ぶ』という不完全な意味の文になってしまいます。