疑問詞の解説・いつ?どこ?どれ?何?誰?なぜ?【英語】

普通の疑問文は『リンゴは好き?』や『車を運転出来る?』などであり、『はい』か『いいえ』などで返答することが出来ます。

ですが、『どんなフルーツが好き?』や『なぜ車で来たの?』などのように『何』や『理由』について聞く疑問文はどう作れば良いのか、それについて解説していきます。

※カナ発音は実際の発音に可能な限り近いものを表記していますが、あくまでも補助的なものです。実際の発音は発音記号やそれぞれの言語のルールに従ってください。
また、ここに書かれた発音記号は単語に1対1で対応させたものなので、2つの単語が組み合わさることで(リエゾンなど)発音がやや変化するものもあります。

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疑問代名詞

疑問代名詞は人称代名詞などと同じように、人や物の代わりとして用いられる言葉で、疑問文で使って『誰?』『何?』のように疑問の対象の代わりになります。

疑問代名詞にも主格、所有格、目的格があり(ないものもある)、表にすると以下のようになります。

主格 所有格 目的格
だれ whohuː/ whosehuːz/ who,huː/ whomhuːm/
どれ・どちら whichwɪt͡ʃ/ whichwɪt͡ʃ/
なに・どの whatʍʌt/ whatʍʌt/

who・誰?

主格

who は『誰?』『どなた?』のように、疑問の対象になっている人の名前などを尋ねるとき使います。

Whohuː/ isɪz/ yourjɔːɹ/ boss?bɔs/
あなたの上司誰?

疑問詞を用いた疑問文は通常、文の最初に疑問詞を置き、次に動詞、後は残りの部分を並べます。

Whohuː/ paintedˈpeɪntɪd/ thisðɪs/ picture?ˈpɪk(t)ʃɚ/
(この絵を描いたのは誰?)

上の例文も『疑問詞 + 動詞 + その他』です。

目的格

先程の主格の who とは違い、目的格の場合は『誰を』『誰に』『(前置詞との組み合わせで)誰から』という意味を表せるようになります。目的格には whom もありますが、文語調になるようです。

Whohuː/ diddɪd/ youju/ getɡɛt/ the redɹɛd/ winewaɪn/ from?fɹʌm/
(誰からそのワインを貰ったのですか?)

上の例文の who は目的格です。『get A from B』で『BからAをもらう』という意味になり、それを『誰から貰ったの?』という疑問文にすると『Whi ~ get A from?』といった風になります。

whose・誰の?

whose は誰のものであるかを聞く時に使う疑問詞です。

Whosehuːz/ iPhone isɪz/ this?ðɪs/
(これは誰のiPhoneですか?)

上の例文で whose は『誰のiPhone』という風に所有格となっています。『my car』や『his watch』などのように。

Whosehuːz/ isɪz/ thisðɪs/ iPhone?
(このiPhoneは誰のですか?)

上の例文の whose は動詞の前に単独で置かれているため『所有代名詞』となっています。

which・どれ?どちら?

which は主格としても目的格としても使えます。『どれが?』『どれを?』などと聞く時に使えます。

Whichwɪt͡ʃ/ isɪz/ biggerb-b,/ soccerˈsɑk.ɚ/ ballbɔːl/ orɔɹ/ rugbyˈɹʌɡbi/ ball?bɔːl/
(サッカーボールとラグビーボール、どっちが大きいの?)

上の例文では『どっちが大きい』と比較しているので、大きいを意味する big は比較級の bigger を使います。比較対象は or でつなげます。

Whichwɪt͡ʃ/ areɑɹ/ yourjɔːɹ/ shoes?ʃuːz/
(あなたの靴はどれですか?)

上の例文のように『どれ?』と表現することも出来ます。

what・何?どの?

what は主格としても目的格としても使えます。一般的に『何?』『どの?』と聞く時に使います。

Whatʍʌt/ werewɚ/ youju/ doingˈduːɪŋ/ inən/ the livingˈlɪvɪŋ/ roomɹum/ whileʍaɪl/ Iaɪ/ waswʌz/ bathing?ˈbeɪˌðɪŋ(ɡ)/
(私がお風呂に入っている間、リビングで何をしていたの?)

Whatʍʌt/ diddɪd/ youju/ getɡɛt/ fromfɹʌm/ him?ˈhɪm/
(彼から何を貰ったの?)

『Who did you get the red wine from?』とは違い、get と from の間にくる言葉が what になったイメージです。

Whatʍʌt/ isɪz/ the capitalˈkæp.ɪ.təl/ ofʌv/ India?ˈɪndi.ə/
(インドの首都はどこですか?)

首都について聞く場合、日本語では『どこ』となっていて『where(どこ)』を使いそうになりますが、『what』を使います。

疑問形容詞

人や物の代わりとなるのが代名詞で、名詞の前に置いて修飾するのが形容詞です。疑問詞にも形容詞として使われるものがあり、それを疑問形容詞と呼びます。

疑問形容詞として使われる単語には、what と which があります。

what・何〜・何という〜

『what + 名詞』で、『何の』『どこ(銘柄)』『何という』という風な表現が出来るようになります。

Whatʍʌt/ timetaɪm/ isɪz/ itɪt/ inən/ New York?
(ニューヨークはですか?)

Whatʍʌt/ daydeɪ/ isɪz/ today?təˈdeɪ/
(今日は曜日ですか?)

上の例文のように、『what day』で『何曜日』、『what time』で『何時』となります。

Whatʍʌt/ makemeɪk/ isɪz/ yourjɔːɹ/ laptop?ˈlæp.tɑp/
(あなたのノートパソコンはどこですか?)
→It’s an Apple.
(Appleです。)

『what make』で『どこの(どこの銘柄の)』という意味になります。

Whatʍʌt/ kindkaɪnd/ ofʌv/ birdbɝd/ isɪz/ that?ˈðæt/
(あれは何という種類の鳥ですか?)

『what kind of ~』で『何という種類の〜』という意味になります。ただし、『what kind of person』とすると『どんな人?』という意味になります。

which・どちらの〜

『which + 名詞』で、『どちらの〜』といった意味で使えるようになります。

Whichwɪt͡ʃ/ coatkoʊt/ dodu/ youju/ prefer,pɹɪˈfɝ/ the trenchtɹɛntʃ/ orɔɹ/ the duffeldʌfəl/ coat?koʊt/
(トレンチコートとダッフルコートのどちらコートの方が好きですか?)

疑問副詞

疑問副詞には『いつ?・どこ?・なぜ?・どう(方法、手段など)?』を意味する単語があり、一覧にすると以下の表のようになります。

whenʍɛn/ いつ?
whereʍɛɚ/ どこ?
whyʍaɪ/ なぜ?
howhaʊ/ どう?

when・いつ?

『when』は『いつ?』と聞くときに使う疑問副詞です。『何時?』などのようにハッキリと時刻を聞くときには『what time ~』を使います。

Whenʍɛn/ dodu/ youju/ taketeɪk/ a triptɹɪp/ totu/ Italy?ˈɪtəli/
いつ、イタリアへ旅行に行くの?)

Sincesɪn(t)s// whenʍɛn/ havehəv/ youju/ livedlɪvd/ inən/ Sapporo?
いつから札幌に住んでいますか?)

上の例文のように、前置詞の『since』を文頭に置いて組み合わせて『Since when』とすることで、『いつから〜?』といった表現が可能になります。『Till when』で『いつまで〜?』となります。

where・どこ?

『where』は『どこ?』と場所を尋ねるときに使う疑問副詞です。

Whereʍɛɚ/ isɪz/ the nearestˈnɪɹɪst/ postpoʊst/ office?ˈɔfɪs/
(一番近い郵便局はどこですか?)

Whereʍɛɚ/ diddɪd/ hehi/ goɡoʊ/ totu/?
(彼はどこへ行きましたか?)

Whereʍɛɚ/ areɑɹ/ youju/ fromfɹʌm/?
(出身はどこ?)

上の例文のように、where も前置詞と組み合わせることで『どこへ〜?』や『出身はどこ?』などのように意味が変わることがあります。when の時とは違い、前置詞は文尾に置かれます。

『to』は、くだけた会話では省略されることが多いようです。

why・なぜ?

『why』は『なぜ?』と理由を尋ねるときに使う疑問副詞です。

Whyʍaɪ/ dodu/ youju/ dislikedɪsˈlaɪk/ bellbɛl/ peppers?ˈpɛpɚz/
(どうしてピーマンが嫌いなの?)

Whyʍaɪ/ isɪz/ the skyskaɪ/ blue?blu/
(どうして空は青いの?)

how・どう?

『how』は『どうやって?』『どう?』といった風に、方法や状態を尋ねるときに使う疑問副詞です。

Howhaʊ/ areɑɹ/ you?ju/
(お元気ですか?(調子はどうですか?))

Howhaʊ/ dodu/ youju/ makemeɪk/ up?ʌp/
((あなたは)どうやってメイクするの?)

どのくらい?

how は形容詞や副詞と組み合わせることで、それについての程度を尋ねることができます。

Howhaʊ/ deepdiːp/ isɪz/ the Japandʒəˈpæn/ Trench?tɹɛntʃ/
(日本海溝はどれくらい深いの?)

Howhaʊ/ fastfæst/ファst/ doesdəz/ a cheetahˈtʃiːtə/ run?ɹʌn/
(チーターはどれくらい速く走る?)

Howhaʊ/ farfɑɹ/ betweenbəˈtwin/ Osaka andənd/ Tokyo?
(大阪と東京はどれくらい離れている?)