アリさんマークについてレビュー!アートと比較してみた

大手引越し業者の中では、比較的料金が抑えめなイメージのあるアリさんマークの引越社ですが、安いということは何か裏があるのではないかという疑念を抱く人は多いと思います。

家財を壊されないか、部屋に傷を作られないかなどは誰しもが気になる点です。

もともとアート引越センターだけを使ってきたのですが、2018年の4月に東京から札幌まで引越す際にアリさんマークに頼んでみました。その上でアートと比較してどうだったのかを書いていこうと思います。

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アリさんマークは大きな家具がなく、とにかく安く済ませたい人向け

ダンボールに入れて運べるものなら良いですが、ダンボールに入らないものの運搬については、アリさんマークはあまりあてにしない方が良いかもしれません。

インテリアにこだわりがあったり、大切な家具、家電が多い人は、少し頑張ってアートにお願いするのが無難だと思います。

実際、今回の私のケースでも、あと5,6万ほど出してアートにしていても良かったと思えたりもします。

サービスの質を求めるならアート

当然、アートは他社と比べると料金が高めなことが多いです。

しかしアートとアリさんマークを両方利用したことのある私には、料金の差はサービスの質、技術力の違いにはっきり現れていると思えます。

こういったことは複数社で引越ししてみてはじめて実感できることであり、普通はそんなに何度も引越ししないのでなかなか分かりにくいことかもしれません。

でも、人生のうちでも何度もない数少ない引越しだからこそ、後悔してほしくないとも思います。よく考えてみなさん自身に合った引越し業者を選んでほしいと思います。

もう一度言いますが、料金の差とサービスの質の違いは対応していると私は思います。

それでは私の体験も交えながら、アリさんマークとアートを具体的に比較していきます。

見積もりで比較

アリさんマークもアートも、まずは訪問見積もりをしてもらい、家財の量、移動距離、引越しの日時などから料金を確定させます。

アートの見積もり

やはりなんと言っても料金が高いです。

2018年の春に引越す際に見積もりしてもらったときには、繁忙期が近いことに加え、働き方改革のために取り分け高くなっていました。

それでも、リピーターになっておくと安くしてもらえることもあるみたいです。

私は以前に何度か利用したことがあるからなのか、見積もりの数日後に向こうから電話で値下げの話を持ちかけてくることがあったんです。

アリさんマークの見積もり

安さを売りにしているからなのか、他社の金額をかなり意識している感じが伝わってきました。

即決(他社と比較検討している中で、即座に今見積もりをしているところに決めること)してくれるなら、これだけ値引きしますという常套句をよく使ってきます。

交渉次第では料金を抑えた引越しができるかもしれません。

実際の作業の様子で比較

アリさんマークは、運び出しと運び入れの両方を見ても作業のスピードに関しては特には問題ないと思います。養生もできていました。

ただ、アートと比較して決定的に違うのが、アリさんマークは大きな家具の扱いが苦手だということです。

アリさんマークでは大きめのデスクは分解が基本

アリさんマークに依頼した引越しで横長のデスクを運び出す際、部屋の出入り口で引っかかってしまうためなかなか外に出せないということがありました。

もともとこのデスクは、以前にアートによって分解せずに部屋に運び入れていたものです。組立時にボンド付けもしていて、分解しないタイプのものでした。

しかし、アリさんマークではどうしても外に出せないということだったので仕方なく分解することになりました。一応あとで接着剤も使って組み立ててはくれました。

運び入れよりも運び出しのほうが難しい?

そこそこ大きさのあるデスクだったので分解するのは仕方ないとも思いますが、分解せずに運び入れたアートは、やっぱり流石だと思いました。あまり広くない賃貸マンションに住むのなら、分解できないデスクは使わないほうが無難かもしれません。

清潔感

運び出しを担当したアリさんマークの営業所の人は、作業着も含めて少し小汚かったです。運び出す方の部屋だから良いということなのでしょうか。

あと、家財を梱包する毛布や運搬用の台車などがあまりきれいではなさそうでした。この点に関しても、やはり以前に使ったアートの方が清潔感がありました。

アートの作業員は、家に上がるときに靴下を履き替えてくれるのです。そういった気遣いも感じられるのがアートですね。

家財の扱い

アリさんマークを利用した引越しでの中で、1つ重大な問題が起こってしまったんです。

分解して運び出したロフトベッドを新居で組み立ててもらうときに、留め具のネジが変形していて上手くネジが入らなくなっていたのです。

運び出しの時に分解する前は、当然ネジは正常に入っていたので、作業員が分解してから新居で組み立てるまでの間に変形したと考えて間違いないでしょう。

アリさんマークの方でロフトベッドのメーカーから部品を取り寄せてくれて、きちんと対応はしてくれたのですが、そういう破損は無いに越したことはないものです。

以前にアートで引越したときにもこのロフトベッドを運んでもらっていますが、アートではこんな事はありませんでした。

引越しプランで比較

アリさんマークもアートも、荷造りから荷解きまですべてスタッフにやってもらえるプラン、荷造りだけやってもらって荷解きは自分でするプラン、荷造りと荷解き両方とも自分でするプランが基本的なプラントして用意されています。

できるなら荷造りは自分で

よほど忙しくて荷造りなんてやってる暇がないという人でない限り、荷造り・荷解きは自分でやる方が安く済むし、他人に物を触られるのが好きじゃないという人は尚さら自分でやるのが良いでしょう。

荷造りを自分でやると言っても、家具・家電の梱包はどのプランでもスタッフがやってくれるのでご安心を。

アートのレディースパック

あと、アートには作業員が女性だけになるレディースパックというものがあります。男性作業員に私物を見られたり触られるのが気になるという人もけっこういると思うので、いいサービスだと思います。

割引

アートには学割パックがあり、学生だと特別料金になるようです。上述のレディースパックとの併用も可能です。

アリさんマークには、見積もり時に提示すると実費から10%割り引いていくれるクーポン券があります。アリさんマークの公式ページからダウンロードして自分で印刷するようになっています。

気をつけるポイントが、見積もり時に提示すると書いてあるので、作業当日に見せてもダメです。あと、他の割引サービスとの併用はできないとも書いてあります。

総合的に見て一言で言うなら

アリさんマークは、安かろう悪かろうです。作業員の態度が悪いといったことはなかったですが、大きな家具の扱いに慣れていない、技量が足りないといった印象です。

良いサービスには金がかかる

見積もりして一番安かったアリさんマークを選んでおきながら言うのもアレですが、本来サービスの質と値段は対応しているべきものです。

ロクな対価も払わずに最高級のサービスだけ求めようとするはおかしいですよね。今の世の中、それが普通というような風潮もありますが。

アートが働き方改革のために料金が高くなったそうですが、これは良いことだと思います。質の良いサービスにはそれなりの金がかかるのです。こういう流れが色んなところで広がっていくと良いですね。

さいごに

サービスが良くて尚かつ料金が安い引越し屋さんがあると嬉しいですが、そんな引越し業者を探そうとすることには無理があるのです。

多少サービスが雑でも良いから安さを求めるという心構えなら、アリさんマークを利用してがっかりするということは少ないでしょう。