体験して分かったPSVRの魅力!画質や見え方、酔わないのかどうか徹底レビュー

PlayStation VRが発売されてそろそろ2年が経つのですが、改良された新型が出て、値下げもされてきたのでついに先日、 PS Moveもセットになったエキサイティングパックを買っちゃいました。

前から気になってはいたけれど、すでに持っているPS4 Proに加え、ゲーム機をもう1台買うくらいの買い物をそう気安くできるわけでもなく、ずっと迷っていたのです。

PS4のスペック的に、現時点ではVRの画質はまだまだだろうから、VRデビューするのはPS5からでいいかなとも思ったりしていました。

そんな私が思い切って買ってみたわけですが、 実際にVRを体験してみて、使用感や見え方はどうなのかや率直な感想などを書いていこうと思います。

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PSVRの映像はどんな風に見えるのか

PS VR エキサイティングパックの箱

VRに対応したゲームの映像では、あたかも自分がゲームの世界の空間にいるように見えます。 物体に立体感と距離感が感じられるのです。

これは、左右の目に微妙に異なる映像を写すことで、現実の世界でものを見たときと同じ目の状態になるからです。

モノが本当にそこにある感じ

ゲーム内の物に手が届きそうに感じられる不思議な感覚になります。 モンスターが目の前に飛びかかってきたら、大げさとかではなく本当にのけぞってしまいます。テレビでプレイしているだけではまずそんな反応しないですよね。

VRゲームのプレイ動画をYouTubeで見ても、1枚の画面を通して見る限り、VRヘッドセットで見る立体的な世界は体験できません。そのため、どんな風に見えるかは、実際にヘッドセットを付けて体験してみないと分かりにくいものだと思います、私もそうでしたので。

頭を回すとそれに合わせて視界が動く

PSVRではヘッドセットの他にPS Cameraが必ず必要なのですが、PS Cameraでヘッドセットの向いている方向や傾きを検出して、ゲーム世界の視界に連動させるので、 360°どこを向いても継ぎ目なくゲームの世界が広がっています。

360°というと平面状を回転するだけなので正しくないですね。上下方向も含めた全方向を見れます。真上と真下はゲームによっては見れないこともあります。

自分の周囲のどこを見てもゲームの世界が見えるので、 テレビでのプレイとは比べ物にならないくらいの没入感があります。

グランツーリスモSPORTでは運転しやすくなる

立体的に見えるので、距離感がつかみやすくてコーナーなどでライン取りがしやすく感じました。コーナーがどれだけ曲がっているかが把握しやすいです。

顔を横に向けると車の内装や流れる景色がちゃんと見えます。

ただ、画質はけっこう粗いです。光の感じは悪くないですが、解像度はPS2かと思うくらいでした。他のVR専用ゲームと比べても粗く見える気がします。車の挙動とかも計算してるので当然ですね。

VRでつまらないゲームも面白く?

テレビでやるとありきたりでつまらないゲームでも、その世界に入れるというだけで面白さが倍増しそうです。

途中で飽きて積みゲーになってしまったあのゲームもVRでできれば変わるのかなって思えたりします。ゲームの方向性が違ってしまいそうではありますが。

PSVRの画質

ここまでVRの魅力について語ってきたわけですが、検索して読みに来た人の大多数はこちらのほうが気になっていると思います。

ソニーの公式サイトには、ディスプレイ解像度が1920×RGB×1080となっています。ただし、左右の目それぞれに960×RGB×1080の映像を表示とあります。

HDのテレビを左右の真ん中で半分に区切って使っているような感じになっているのだと思います。単純に片目あたりでは解像度が半分になっているので、やはりHDテレビで見るより映像の粗さが気になったりします。

ジャギーが見えたりする

ゲームによっても違ってくるのかもしれませんが、表示される文字が小さいと少し潰れ気味に見えます。ブラウン管のテレビで見ているみたいという例えが一番近いかもしれません。

PS4は綺麗なグラフィックのゲームが楽しめると期待されることが多いですが、そのイメージのままVRをやるとちょっとがっかりするかもしれないです。

VRというのはそれだけハードのスペックを要求するということですね。

代わりにフレームレートは高め

一般的にフレームレートが低いと酔いやすくなってしまうらしく、酔わないためには90fpsは必要とされています。

PSVRも必然的に解像度よりもフレームレートを優先しているのかもしれません。 顔を動かしてもカクつきは全く気にならず、酔わないために必要とされる、90fps、120fpsでの出力に対応しています。

どのくらい酔うのか

個人差があると思いますが、私の場合で書いていきます。

3人称視点は比較的やりやすい

よくある操作キャラクターの全身を映しながら動きに合わせて追いかけていく視点ですが、この視点では私はそれほど気持ち悪くはならないです。体調が良くないときは分からないですけれども。

3人称視点はテレビでプレイする場合にはよくある普通の視点ですが、VRだとその視点でも酔う人が多いからなのか、この視点に限ったことではないですが酔わないための工夫がされたりしているようです。

「バウンド 王国の欠片」というゲームでは、デフォルトの設定では視界の方向だけ回せて、固定された動けない視点に立ってキャラクターを操作するようになっていたりします。監視カメラの視点って言えば分かりやすいでしょうか。

1人称視点や視界の動きが激しいゲームは人を選ぶ

「Skyrim VR」は1人称視点でプレイするのですが、この視点で歩き回るとかなり酔いやすいです。

酔い防止のために移動するときは視界の端が暗くなるのですが、テレビでやるときでも1人称視点が好きではない私にとっては長くは遊べませんでした。

あと、飛行機を操縦する系のゲームは、YouTubeの動画を見てる段階から酔いそうだったので、VRでやって酔わない自信はないです。機会があればチャレンジしてみようとも思いますが、買うかどうか未定です。

VR酔いはなぜ起こるか

そもそもなぜVRでゲームをすると酔うのでしょうか。VRというのは、左右の目に異なる角度から見たときの映像を届けることで、実際にものを見たときと同じ目の状態になり、立体感を感じることができます。

その状態でゲームの中で移動するとどうなるでしょうか。目からの情報では移動しているように見える一方で、足は動いていないので、異なる2つの情報に脳は混乱してしまい、気分が悪くなると言われています。

VR酔いは、VRの見せ方そのものに原因があるので根本的になくすことはできないでしょう。VR酔いをなくすには慣れるしかないと言えるのです。

装着感はどうか

見た目はゴーグル部分がやや張り出していて重そうに見えますが、やはりそこは工夫されているようで、 そこまで重さは気にならないです。 長時間つけているとどうなるかは分からないですけれどね。

ヘンドバンドの長さが調節できるので、 頭の大きさには関係なく装着できます。

しかし、私がそうなのですが、後頭部に膨らみがない(いわゆる絶壁頭)の人は、後ろのヘッドバンドが引っかかりにくく、少しズレやすかったりします。

メガネをかけたまま装着できる

ヘッドバンドの長さとは別に、 ゴーグルの位置を前後に動かすことができるので、メガネをかけたままでもプレイできます。

ゴーグルがメガネごと目の周りをすっぽりと覆ってくれます。

付属のイヤホンだと邪魔にならない

ヘッドセットにはイヤホンジャックがあるので、そこに挿せばイヤホンが使えます。

そして旧型のPSVRにはない特徴が新型にはあって、付属のイヤホンは邪魔にならないように上手くヘッドセットに固定できるような形をしており、線が垂れてこないんです。普通のイヤホンよりも快適にプレイできるのです。

ただでさえヘッドセットからケーブルが1本出ているのに、さらにイヤホンの線まで垂れていたら鬱陶しいですよね。

さいごに

発売されて2年が経過し、バージョンも新型に変わって値も下がってきたので、以前よりは買いやすくはなってきています。

あとは遊ぶソフトがあるかですね。この秋にはDeracine(デラシネ)が、年明けにはエースコンバット7が出たりといよいよVRでもソフトが充実してくるので、VRで新しいゲームの楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。