風景撮影や旅行で使う単焦点の焦点距離はどれが良い?

風景撮影や旅行に単焦点を持っていくとしたら、焦点距離はどれがオススメなのか、豊富な写真とともにご紹介していきます。

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断然24mm

Sony α7Ⅲ sigma art 24mm f1.4 DG HSM
ISO 640 f/8.0 1/30s

上の写真は北海道札幌にある中島公園で10月25日に撮影したものです。

何を美しいと感じ、何を見て感動するかなんて個人差が激しすぎるので、あくまでも私の個人的な感想ですが、24mmという焦点距離は、目の前に広がる光景を「あ、綺麗だな」と感じて、見た範囲をなるべく広範囲に残したい時に便利です。

そして、旅行といった思い出づくりに一番適していると思うのも24mmですし、後で見返した時にその時の感動を感じられやすいのもこの焦点距離に感じています。

もし、旅行に単焦点を1本だけ持っていくとしたら、私なら28mmや35mmではなく、24mmを持っていきますし、それをオススメします。

24mmで撮った写真は、以下の記事にもいくらか載せているので、興味のある方は是非ご覧ください。

24mmはどんな写りをする?撮り方も。Sigma 24mm F1.4 DG HSM レビュー

50mmは2本目に最適?

Sony α7Ⅲ sigma art 50mm f1.4 DG HSM
ISO 100 f/1.4 1/50s

2019年2月現在、所有している単焦点レンズの焦点距離は、24mm、50mm、70mm(マクロ)、85mmの4本です。まだ50mmを持っていなかった頃は、24mmの次は35mmか50mmか随分と悩みました。でも、50mmを買って正解だったと今は思います。

24mmは広範囲を撮れるので、旅行や風景を撮る時には最適だと思っていますが、時には少し狭い範囲を印象的に撮りたい時もあります。そんな時は2本目として50mmがオススメです。

50mmの写真については、以下の記事もご覧ください。

50mmはどんな写りをする?撮り方も。Sigma 50mm F1.4 DG HSM レビュー

50mmの1本だけはどう?

旅行や風景を撮るのに、50mm1本だけというのは個人的にはあまりオススメしません。

50mmは狭い範囲を印象的に撮ることが出来ますし、24mmよりも背景をボカしやすいので更に印象的に、奥行きのある写真を作り出しやすいですが、やっぱり少し狭いです。

普段よく知っている場所等であれば50mm1本でも良いかもしれませんが、初めて見る光景、ほとんどが新鮮!という風景では広範囲を撮った方が後で見返しても感動が大きいでしょう。

狭い

Sony α7Ⅲ sigma art 50mm f1.4 DG HSM
ISO 100 f/1.4 1/6400s

上の写真は札幌駅にあるビルを南側から撮影したものです。右側の高層ビルは途中で途切れていますし、写真のもっと左側には大丸もあるのですが、全く写っていません。

次に、下の写真は撮影位置が10m程違いますが、ほぼ同じ場所で撮影したものです。

Sony α7Ⅲ sigma art 24mm f1.4 DG HSM
ISO 640 f/2.0 1/30s

24mmであればこれだけ広範囲を撮影することが可能です。50mmでも50mくらい離れれば全体を写せるかもしれませんが、その分余計なものも映り込みやすくなるでしょう。

28mmよりも24mm

Nikon D5500 18-55mm f/3.5-5.6
ISO 400 18mm f/5.0 1/100s

上の写真は小樽運河で、NikonD5500のキットレンズで撮影しました。APS-Cなので35mm換算で28mmくらいの焦点距離となります。

24mmと28mmを比較すると、足ズームでなんとかなる範囲です。でも、20mmまでいくと少し極端ですが、撮れる範囲は広い方が旅行や風景では都合が良い場合も多いかと思います。

室内ではより広角を

Nikon D5500 18-55mm f/3.5-5.6
ISO 400 18mm f/5.0 1/100s

上の写真は小樽にある『浪漫館』というお店の中で撮影したものです。部屋の隅でしゃがんで撮影しましたが、正直、もっと広角が欲しいなと思いました。

屋外だけならば35mmや50mmでもなんとかなる場面もありますが、屋内等の撮影場所が限られたスペースしかない場合は絶対に、より広角なレンズの方が良いでしょう。

その点でも24mmをオススメします。

広角のデメリット

Sony α7Ⅲ sigma art 24mm f1.4 DG HSM
ISO 200 f/4.0 1/30s

パッと目の前に広がる景色を残したい場合に便利な広角ですが、撮影範囲が広いことによるデメリットもあります。

上の写真は札幌雪まつりにあったジャンプ台を撮影したものです。中央部分にジャンプをしている人がいますが、24mmだとかなり小さく写ってしまいます。

上の写真は先程の写真の中央部分をクロップしたものです。24mmでも画素数を生かしてこのような画像も一応作成できます。

ただ、こんな場面は出来れば50mm等で撮った方が高画質に撮れるかと思います。

また、広角になる程、肉眼で見るよりも距離感が長く写ります。24mmになると少しだけですが、実際に見たものよりも離れたものがより遠くに感じられるように写ります。50mmであれば、実際に見た距離感とほぼ同じように撮れます。

さいごに

Sony α7Ⅲ sigma art 24mm f1.4 DG HSM
ISO 100 f/1.8 1/80s

私なら旅行や風景を取りに行く際は24mmと50mmの2本は出来る限り持っていきたいと思っています。もし1本だけなら24mmだけを持っていきます。